123TOTAL
大六小ハリケーンズ2057
北原少年野球クラブ1124

 

ピッチャー  リョウマ

キャッチャー ケント

 

【ドラ監戦記】

オレンジボール代表争奪トーナメント準々決勝の相手は、つい1か月前キッズ杯でコテンパンにやられた北原少年野球クラブさん。体格の良い3年生が多く、キッズ杯でも連勝街道驀進中の強豪チーム。正直また苦しい戦いになると思いきや、今日のハリケンキッズたちは違いました!

初回なんだかんだで出塁すると積極的に次の塁を狙い2点先制。この回2つの走塁死がありましたが、このチャレンジングスピリットが相手に少しプレッシャーを与えたのかも知れません。2回終了時点で2-2の拮抗した展開!

ビッグイニングは3回表、打順良くトップのケントから始まり、三遊間に強い当たり! 普通のチームなら楽勝レフト前ヒットの当たりでしたが、さすが名門北原さんのショート。SB今宮並みの追い脚で逆シングルキャッチからの一塁へ矢のような送球。からの間一髪セーフ! すかさず2盗・3盗したケントを2番リョータロが私欲を捨てたボテボテのサードゴロで迎え入れ、ついに1点勝ち越し! 続く大砲ナナミは落ち着いて四球を選び、我らが南大泉のリーチ・マイケル4番リョーマがドカンとセンターオーバーの2ベース。これで5-2!! リードは何点あっても足りないと続くキッペーはレフト前にタイムリーヒット! 野球センス抜群の鈍足キッペー、慎重なスタートから盗塁を重ねて3塁まで辿り着き、何かの拍子にホームイン! 7-2と5点差をつけて3回裏の守りへ! それでもまだ生きた心地ゼロのベンチ!
結果的に最終回となった3回裏は痛打を何本か浴びたものの反撃を2点におさえてゲームセット!
感動のリベンジなりました!

強豪相手に一歩も引かず無四球完投したリョウマと、ストライクゾーンを目いっぱい使ったリードで相手を翻弄したもうひとりのリーチ・マイケル、ケント。大きな勝因はこの3年生ふたりですが、ファースト後ろの難しいフライをアクロバティック背面キャッチして自分が一番驚いていたキッペー、左中間への痛打に追いつきツーベースをシングルヒットで止めたセンターのタク、捕手から投手への返球カバーをHP30ながらも全力でこなしたセカンドアキト、打つ気ないソブリから四球を誘い2盗3盗を決めたミク、ショートからの大きな声と初回の積極的走塁でチームを鼓舞したナナミ、確実にランナーを還すバッティングに徹してこの試合の勝利打点を挙げたリョータロの2年生軍団、そして1年生でフル出場し2打席ともヘッドスピード80キロ超のフルスイングを見せてくれたラン!
守ってるときベンチに誰もいなくて寂しかったけど、9人で最後まで頑張って掴んだ勝利!!

野球って、いいね!

北原少年野球クラブ様、対戦ありがとうございました!