12345TOTAL
東勝ファイターズ100214
大六小ハリケーンズ2003X5

 

ピッチャー  ケント→タク(4回)

キャッチャー リョウマ

 

〔ドラ監戦記〕

2019年度Bリーグ最終戦。代替わり後ということで3年生以下チームでの対戦。相手は昨年末のオレンジボール予選で対戦済みの東勝ファイターズさん。その時は6-0で勝利できましたが、今日はリョータロ、アキトという主力2年生2人を欠く布陣。相手は人数不足で4年生が混ざる条件。そして苦手な寒い午後の試合。さて、どうなるのか!

 

今日の先発はケント。2球でツーナッシング、3球でカウント1‐2を作るマダックス投法が冴えわたります。初回は守備の乱れから1点を失いましたが、その後は6連続奪三振の快投含めて3回0/3を自責点は0。スコアブックを見て改めて驚きましたが、「打者12人連続初球ストライク」。「対戦した13人の打者全て3球で追い込む」というマダックス率100%のナイスピッチングでした。

 

いつもは気温と正比例する打線も今日は活発。1点取られたすぐ裏にケントの快走、リョウマのツーベースで逆転。再びリードを許した4回裏には、リョーマ火を噴くツーベースを皮切りに、ナナミが豪快に右中間を破る連続長打。さらに恐怖のブンブン蘭丸ことランがフルスイングした打球は右中間に落ちるツーベース!昨年末のスンズに続いて1年生ロングヒッターの誕生!3本の長打で再逆転 !

 

2点リードで迎えた最終回。マウンドには4回から登板しているタク。逆転したことで球数にまだ余裕があったケント再登板も一瞬頭をよぎりましたが、タクに託すという大英断で続投!四球のランナーを内野安打で還され1点差となり、なおも1死2塁のピンチ。次打者はピッチャーゴロ。タクは珍しく落ち着いて1塁転送しツーアウト。しかし!野球センス溢れるセカンドランナーが3塁回ってホーム突入。還れば土壇場で同点。少年野球ではよくある光景。しかし!我らが1塁手は野球センスがユニフォームを着て歩いているような男・ケント!完璧な握り替えでホームに矢のような送球。これもストライク!リョウマも完璧なタッチで間一髪アウト!つまりまさかのダブルプレーでゲームセーーーット!

 

低学年チームの試合では、フライが上がってもランナーが一心不乱に走ってしまい、戻れずに併殺、というのはちょいちょいありますが、あんな高校野球並みのダブルプレーは初めて観ました。追う展開を粘って粘って終盤ひっくり返すという試合運びもチームとしての力が上がってきた証拠かな。寒い中、全員最後までよく頑張りました!

 

東勝ファイターズ様、対戦ありがとうございました!