1234TOTAL
コンパニーズ114511
大六小ハリケーンズ03003

 

ピッチャー  ナナミ→アキト(3回)→タク(4回)

キャッチャー リョータロ→ラン(4回)

 

《ハリママの観戦記》

いろんなことがあった2020年Jr最後の試合、キンダーカップ第2戦。

一言でいえば、「悔しい」試合でした。

ブルペンでは今年一番と思うくらい球は走っていたのに、ちょっとしたテンポの崩れから空回りして自分の投球ができない「悔しさ」 

1年生の守る外野への強い当たり、ほぼグラブに入りかけた…でもポロリと落ちる。ファインプレーになりそうだったのに惜しい「悔しさ」

2アウトまではスムーズだったのに、あと1アウトのストライクが入らない「悔しさ」

小さい体でも打席でフルスイングできたのに、かすったのに、前に飛ばせなかった「悔しさ」

けん制アウトできるタイミングはあったのに、後手になってしまった「悔しさ」

キャッチャーミットを外して、必死でボールを追ったのに、ちょっとした弾みで指に当たり、

最後まで守れなかった。痛さと共に感じる「悔しさ」

応援する気持ちはいっぱいあるのに、叱られてから気付く、声が出ない自分へ対する「悔しさ」

せっかく憧れの6年生が見てくれていたのに、ふがいないプレーをして情けない「悔しさ」 ベンチ隅から見ていると、いろんな涙がこぼれ落ちていました。

「あそこでベースに入ってくれていたら」「ベストコンディションでのぞめていたら」「あの判定が違っていたら」言い訳したくもなるけど、これが今の僕・私たちの実力なんです。

言い換えれば、あと1歩というところまで来ている。

先月入部したメンバーが内野の守備に入り、ゴロをしっかりアウトにできたり、

11球粘った後フォアボールを選び得点につなげたり、いいところもありました。

チームは変革の時期に来ています。どうやって仲間を増やし、一緒に強くなれるか。どうすれば効率よく練習ができるか。もっと上手になれるか。これまでの自分を変えることは大変だけど、自分たちで考えよう!

勝負の「4年生大会」はまだ続いていますが、3年生以下のチームもこんなもんじゃない。

新しい背番号をもらいながら、来年にかける思いが膨らみます。

「監督…野球がしたいです」

その気持ちを切に切に感じた、2020年が終わります。

来年は思い切り円陣が組めますように、大きな声を出せますように、毎週仲間と野球ができますように。まだ少し時間はかかりそうですが、静かな年越しをしながら、それを祈るばかりです。

コンパニーズ様、対戦ありがとうございました。