SOEI CUP  1回戦 (2021/2/6 13:00 堀ノ内野球場)

 

ピッチャー　　戸田くん → 森重くん(6回)

キャッチャー　染矢くん

 

《コーチ観戦記》

6年生だけで戦い優勝したリーグ戦から1ヶ月半。

緊急事態宣言で校庭も使えず、あまり練習もできない中、急遽入ったSOEI CUP！

相手はジャイアンツジュニアにも選出された選手がいる豊玉ホープさん。試合前の投球練習からものすごい速さの球を投げているのを見て、うちのエースもスイッチが入ったのか、試合前の投球練習から気合十分。これはいい試合になりそうな予感。

 

豊玉ホープさんが先攻で始まった初回。先頭バッターをセカンドゴロに打ち取り、続くバッターにはセンターに運ばれるものの、浅めに守っていた向井くんの好返球でアウト。もう流石としか言いようがありません。次はジャイアンツジュニアの子。いつも以上に気合いの入った投球が打ち返され、強い打球がセカンドへ行くも、セカンドの三ツ木くんが落ち着いて捌いてスリーアウト。三ツ木くんも本当に成長して頼もしくなったよ。

 

さて、最高の立ち上がりで一回表を抑えたその裏。先頭はキャプテン森重くん。相手の豪速球を上手く流してライトへ運ぶと、続く北村くんの内野ゴロの間に二塁へ。３番向井くんがレフトへのヒットで出塁すると、４番戸田くんがしぶとく粘ってフォアボールを選んで満塁。ここで頼れる女房役の染矢くんがきっちりセンター前に運んで２点先制！その後も相手投手の苦しい立ち上がりを攻め、更に追加点を取って３点と守備に続いて攻撃もいいリズムで初回を終えました。

 

その後も戸田くんの快投が続き、４回まで球数41球と最高のピッチングを披露。打たれたヒットも阿佐美さんが守るライトの右側ギリギリに落ちたヒットの１本のみ。途中で何度も笑顔を見せ、相手の３番を２度目のセカンドゴロで打ち取った際は優勝したかのように万歳して喜ぶなど、今までで一番楽しそうに投げていたように見えました。

 

四回に相手投手が交代すると、森重くんや北村くんの連打でチャンスを作ると、北村くんの盗塁でキャッチャーが送球した間に森重くんがすかさずホームに突っ込み追加点。打っても走っても森重くんは大活躍。さすがこのチームのキャプテン！

 

五回にも廣瀬くんのヒットや相手投手のミスなどで追加点を取って５点差になり、六回からハリケーンズもピッチャー森重くんに交代。先頭の相手キャプテンが初球の少し甘く入った球をライトに運んで二塁へ。次のバッターをファーストフライに打ち取るも、3番バッターにはセンターの頭上を越える三塁打を打たれて１失点。さすがに強豪チーム。簡単には勝たせてもらえません。

 

六回裏にチャンスを作るも無得点で終わって迎えた最終回。フォアボールと内野安打でランナー一二塁。８番バッターを空振り三振に打ち取るも、９番バッターにはたまたまライト寄りに守っていたセンターの左側に打たれて３ー５。その後も１番バッターにも打たれて４－５の１点差。２番バッターをショートゴロに打ち取るもゲッツーは取れず、ツーアウトランナー一塁で迎えるは先程センターへの強烈なヒットを打った３番バッター。ここで監督がタイムを取りマウンドへ。申告敬遠の選択肢もありましたが、やはりここはキャプテン。勝負したいと強い気持ちを再確認して監督はベンチへ。入部してまだ１年未満の藤井さんをレフトに、これまで多くの試合でフライをキャッチしてきた小森くんをライトにと念のため左打者シフトにしていざ勝負！渾身の力で投げた球を打った打球はショート後方の左中間にポトンと落ちてシングルヒット。次のバッターを空振り三振に打ち取ってゲームセット。一発打たれれば逆転もあった場面でも追加点を取られなかったのは、やはりあそこでキャプテンが勝負してくれたから。本当にこのチームは強いなーとつくづく思いました。

 

このメンバーで戦う試合は泣いても笑っても次が最後。悔いの残らないよう全力を出し切って有終の美を飾ろう！

 

豊玉ホープ様、対戦ありがとうございました。